ウェブ解析士の難易度は?未経験・数字苦手でも82点合格できたリアルな体験談
警備機器のメンテナンス技術員から、Webマーケティングの世界へ。
「GA4って何?」「CPAって?」――そんな状態だった私が、2025年10月のウェブ解析士試験で82点を取って合格できました。

前職は警備会社で、警備機器の取付・メンテナンスを担当。
現場作業が中心で、Webマーケティングとは無縁の世界でした。
2025年8月にオーシャンズ株式会社へ中途入社してからは、Webマーケティングコンサルタント/Web広告運用者として働いています。
入社当初、私はGA4を触ったこともなく、Excelの関数も苦手。会議で飛び交う言葉はまるで呪文のようで、頭の中は「???」だらけでした。
それでも、なぜ合格できたのか。
答えはシンプルです。
数字が苦手でも、やり方を間違えなければ届く難易度だから。
そして、自分の趣味(釣り)に置き換えて覚えるという独自の方法を見つけたからです。

(イカ釣り[エギング]が大好き過ぎて、筆者はほぼ毎週末エギングをしています笑)
この記事では、未経験からWebマーケ業界に挑戦する方に向けて、私のリアルな体験談をすべてお伝えします。

ウェブ解析士ってなに?そもそもどんな資格?
「ウェブ解析士」という言葉を初めて聞いた方、あるいは名前は知っているけれど具体的にどんな資格なのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
ウェブ解析士とは、一般社団法人ウェブ解析士協会が認定する、Webデータの分析・活用スキルを体系的に学べる民間資格です。 Google Analyticsをはじめとするアクセス解析ツールのデータを正しく読み取り、ビジネスの成果につなげる提案ができる人材を育成することを目的としています。
単なる「ツールの使い方」を学ぶだけでなく、データから課題を発見し、改善策を立案・実行できる実践力の習得を重視している点が大きな特徴です。Web担当者やマーケティング担当者はもちろん、制作会社のディレクター、コンサルタント、経営者など、幅広い職種の方が取得しています。
近年ではGA4(Google Analytics 4)への移行が進み、データ分析の重要性がますます高まっています。そうした背景もあり、ウェブ解析士は「データドリブンな意思決定」を支える基礎スキルとして注目を集めています。
- ウェブ解析士は、Webデータ分析・活用の実践スキルを証明する民間資格
- ツール操作だけでなく、ビジネス成果につなげる提案力を養う
- 幅広い職種・業種で活用されており、GA4時代の需要も高い
ウェブ解析士は何を証明する資格?
では、ウェブ解析士の資格を取得すると、具体的に何が証明されるのでしょうか。
この資格は、「Webサイトやアプリのデータを正しく読み解き、ビジネス課題の解決に活かせる知識とスキルを持っている」ことを証明します。 単にアクセス数やPV(ページビュー)を眺めるだけでなく、以下のような実務能力を身につけていることが認定の基準となります。

- データ収集と正確性の確保: Google Analyticsなどの設定や、正しいデータ取得の方法
- データ分析と課題発見: 数値から問題点を見つけ出し、優先順位をつける力
- 改善提案と実行支援: 分析結果をもとに、具体的な施策を提案・実行できる力
- レポーティングとコミュニケーション: 関係者に分かりやすく伝え、合意形成を図る力
実務での活用例たとえば、ECサイトを運営している企業で「売上が伸び悩んでいる」という課題があったとします。ウェブ解析士のスキルがあれば、アクセス解析データから「カートに入れた後の離脱率が高い」ことを発見し、「決済画面の導線改善」や「送料の表示タイミングの見直し」といった具体策を提案できます。
このように、ウェブ解析士は「データを見る人」ではなく、「データを使って成果を出せる人」であることを証明する資格と言えます。デジタルマーケティングの現場では、こうした実践的なスキルを持つ人材が強く求められています。
ウェブ解析士の中での位置づけ(3階層)
ウェブ解析士には、スキルレベルに応じた3つの階層が用意されています。自分の経験や目標に合わせて段階的にステップアップできる仕組みです。
ウェブ解析士(基礎レベル)
最も基本となる資格で、多くの方がまずここからスタートします。Webデータ分析の基礎知識や、Google Analyticsの基本的な使い方、レポート作成の基本を学びます。
- 対象者: Web担当者、マーケティング初心者、制作会社の新人など
- 学習内容: アクセス解析の基本、KPI設定、データの読み方、改善提案の基礎
- 難易度: 初心者でも独学で挑戦可能なレベル(ただし公式テキストでの学習推奨)
「まずはデータ分析の基礎を体系的に学びたい」「社内で提案できる力をつけたい」という方に最適です。
上位資格(上級・マスター)の詳細は公式でご確認ください。
上級ウェブ解析士:https://www.waca.or.jp/course/swac/
ウェブ解析士マスター:https://www.waca.or.jp/course/wam/

多くの方はまず「ウェブ解析士」からスタートし、実務経験を積みながら上位資格を目指していくケースが一般的です。「いきなり上級は難しそう…」と感じる方も、基礎レベルから着実に学べる仕組みが整っているので安心してください。
私のおすすめは、まずは基礎(ウェブ解析士)で共通言語を作ること。そこから実務経験がついてくると、上位資格を検討しやすくなります。

【結論】ウェブ解析士の難易度は「低くない」が「怖くない」
まず最初に、筆者の正直な感想を述べます。
ウェブ解析士の難易度は、未経験者にとって「ラクではない」です。
でも、「やり方を間違えなければ、ちゃんと合格できる」難易度でもあります。
なぜ「難しい」と感じるのか?(用語の壁・計算の壁)
私が最初に感じたのは、この2つの壁でした。
1.用語の壁
CPA、CTR、インプレッションシェア、直帰率、離脱率……。聞いたことのない横文字が次々と登場します。未経験者にとっては、まず言葉を覚えることが最初の関門です。
2.計算の壁
私は数字が苦手なタイプです。
・割合の計算でつまずく
・表を見るのが怖い
・公式を覚えるのが大嫌い
計算問題が出てくると、一気に苦痛でした。「これ、自分には無理かも」と思ったことも何度もあります。
合格率だけでは見えない「未経験者特有のしんどさ」
ウェブ解析士の試験は、単に「覚える」だけでは突破できません。
私が実感したのは、「覚える×理解する×慣れる」の3段階が必要ということ。
たとえば、CPAという用語を覚えても、それが「コンバージョン単価」を意味し、「広告費÷コンバージョン数」で計算され、「低いほうが効率的」という理解がなければ、実際の問題は解けません。
さらに、問題演習を繰り返して「慣れる」ことで、やっと身につきます。
この3段階をクリアするのが、未経験者にとってのしんどさです。
でも、逆に言えば、この3段階をコツコツ進めれば、必ず到達できるということでもあります。

ウェブ解析士試験内容をざっくり把握しよう
2025年度のウェブ解析士認定試験は、以下のとおりです。

ウェブ解析士試験の出題範囲・必要な知識
公式テキストをベースとした出題範囲となります。2025年版公式テキストは以下のとおりの構成です。

2025年度公式テキストには、新たに「マーケティングにおける生成AIの活用」のカリキュラムが追加されました。
近年、ChatGPTをはじめとする生成AI技術の普及が目覚ましく、マーケティング分野でも企業による導入が進んでいることから、テキストの内容も時代に即した形で更新が行われています。
新規に追加された項目は試験で問われる可能性も十分にあるため、公式テキストを入手した上で、特に第9章の該当箇所を必ず確認しておくことを推奨します。
- Webマーケの全体像:集客→接客→転換→継続(改善)の流れ、施策の目的整理
- 計測・分析の基本:KPI/指標の考え方、データの読み方、仮説の立て方
- 改善の考え方:ユーザー視点(UX)、導線設計、施策の優先順位付け
- レポート・提案の型:現状→課題→打ち手→検証の筋道(ストーリーで説明できるか)
- 運用・体制:関係者との合意形成、PDCAの回し方、よくある失敗パターンの回避
※細目(どの章が何%出る等)は年ごとに更新される可能性があるので、
最新の範囲は公式テキスト・協会情報で確認がおすすめです。
試験条件(Q&A):https://www.waca.or.jp/qanda/16701
ウェブ解析士とは(全体の流れ):https://www.waca.or.jp/course/wac
「知識」だけでなく「判断」が問われるイメージ
ウェブ解析士は、いわゆる用語暗記だけではなく、
状況に対して最適な打ち手を選ぶ形式になりやすいです(実務寄りの設問)。
そのため、勉強方法としては次の順が効率的です。
- まずは「用語」を最低限押さえる
- 次に「なぜそれが重要か(目的)」を理解する
- 最後に「ケースで判断」できるようにする(設問演習)
こんな“実務シーン”を想像できると強い
たとえば「問い合わせが増えない」という課題があるときに、
(1)どの指標を見る?
(2)原因はどこ?
(3)打ち手の優先順位は?
…という流れで考えられると、試験でも迷いにくくなります。
- 指標:ランディングページの離脱、フォーム到達率、入力完了率
- 仮説:導線が分かりにくい/訴求が弱い/フォームが長い
- 打ち手:まず詰まりポイントを短時間で改善し、検証する
この「筋道で説明できる」状態が、合格にも実務にもつながりやすいです。
ウェブ解析士の試験は公式テキスト持ち込みOK【重要】
2025年度のウェブ解析士認定試験では、公式テキストなどの資料を持ち込んで受験することが認められています。
ウェブ解析士の試験で難易度が低いと感じられる理由の一つは、持ち込み可能な資料を活用できることが大きな特徴となっています。
持ち込みが許可されているものは以下の通りです。

基本的に、どのような資料でも持ち込むことができます。
ただし、試験中にインターネットや生成AI等で検索する行為は禁止されていますので注意が必要です。
特に重要なのは、公式テキストがPDF形式で提供されている点です。キーワードや目次から必要な情報を素早く検索できるため、非常に便利です。
ウェブ解析士の試験問題では、「○○の説明文として正しいものを選びなさい」といった形式の設問が頻出されますが、このような問題は公式テキストPDF内を検索すれば正解を見つけられるため、対策は比較的容易です。
また、計算問題が出題されることもありますが、よく使われる数式については、あらかじめ計算式をエクセルなどで準備しておくことで、解答スピードを大幅に向上させることも可能です。
私の体験談としての重要ポイントは「探せる状態にしておく」のが重要でした。
公式テキストを持っているだけでは勝てなくて、「どこに何が書いてあるか」場所を把握しておくほど本番が楽になります。

ウェブ解析士認定試験の全体像(試験形式・申込〜当日の流れ)
試験形式については試験条件が更新される可能性があり、公式案内と重複する可能性もあるため割愛します。
試験時間・出題数・結果表示などの最新情報は、必ず公式Q&Aでご確認ください。
試験時間・出題数FAQ:https://www.waca.or.jp/qanda/16701
試験結果FAQ:https://www.waca.or.jp/qanda/17003
申込手順や受験条件についても更新される可能性があるため、ここでは概要のみ紹介します。
最新の申込方法・注意事項は必ず公式ページでご確認ください。
申込FAQ:https://www.waca.or.jp/faq/study-application/
私が把握しておくとラクだった「申込〜受験まで」の流れはこの5ステップです。
(1)公式の案内ページから、試験(または講座)を申し込む
(2)支払いを完了し、受験に必要な案内(ログイン等)を受け取る
(3)試験システム(Moodle等)にログインできるか事前に確認する(当日あわてないため)
(4)試験期間(受験可能な期間)内に受験する
(5)終了後の画面表示などで結果を確認する(表示仕様は変更もあり得るので公式確認推奨)
※試験回ごとの注意(例:Moodleで受験/事前に用意するもの等)は、各回の試験申込ページにも記載があります。
申込自体は迷いませんでしたが、「当日あわてない準備」をしておくかで体感難易度が変わりました。次で私の当日の流れをまとめます。
試験当日の流れ(開始〜終了までのリアル)
受験は自宅の自室。集中できる環境づくりを優先しました。
工夫した点は、試験中に確認できるように
- テキスト(冊子)とPDFを両方用意(急にPDFが見れなくなった際の対策)
- サブモニターを用意(PCはノートPC)
して、PDFを試験中に並行して確認できるようにしたことです。結果的には基本PDFで確認できました。
そして一番印象に残っているのは時間です。
残り5分で6問ぐらい問題が残っていて、最後すごく焦りました。
出題傾向の印象としては、冊子問題集に近かったです。
ただ、問題は冊子問題集と全く一緒ではなかった記憶があります。
結論として、問題集冊子で勉強をして良かったです。
ウェブ解析士認定試験 公式問題集:https://www.waca.or.jp/course/wac/workbook/
当日の準備物・環境(PC/ネット/テキスト/時間配分)
試験を円滑に進めるため、事前準備がとても重要です。
- PC…ノートPCでOK、デュアルモニター推奨(試験画面とテキストPDFを並行表示)
- 安定したネット環境…途中で接続が切れないよう確認
- 公式テキスト…冊子版とPDF版の両方用意がベスト(PDF閲覧トラブルの備え)
- Google Analyticsアカウント…事前にアクセス権が付与されるので動作確認
- 静かな自室…集中できる環境を優先
- モニター2台体制…試験画面とPDF確認を同時進行でスムーズに
- ブラウザのお気に入り登録…MoodleとGoogle Analyticsを事前登録し、すぐアクセス可能に
- 試験時間は90分。残り時間を意識し、1問あたり1〜1.5分を目安に。
焦らず、分からない問題は一旦飛ばして後で戻る戦略が有効です。
万全の準備で、自信を持って臨みましょう。

もし不合格だったら?再受験・リスクのリアル
「試験に落ちたらどうしよう…」と不安な方へ。ウェブ解析士試験は再受験が可能なので安心してください。
- 再試験制度がある
- 不合格日の2週間後から再受験可能
- 再試験費用:12,100円(税込)
- 通常の申込フォームでクーポンコード入力で割引適用
- クーポン利用期限あり(割引が適用されるのは、同一年度内(1月〜12月)に受験する場合に限られる)
- 年をまたぐと新規受験扱いになり、通常料金(17,600円)が必要
- 公式テキストはそのまま使えるため、追加教材費は不要
不合格でも無駄にならない
一度の挑戦で得られるものは多くあります。出題傾向の把握、自分の弱点の明確化、学習過程で身につく実務知識――これらは次回の合格や実務に確実に活きます。
合格率を高める対策
公式テキストを2周以上読み込み、問題集での実践練習を重ねましょう。苦手分野を重点復習し、時間配分の感覚をつかむことが重要です。
「完璧に準備してから」と考えすぎず、まずは挑戦(行動)してみることが成長への第一歩です。
※制度や費用は変更される可能性があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。
不合格後の再試験:https://www.waca.or.jp/qanda/16704/
認定者の再受験:https://www.waca.or.jp/qanda/16714/

ウェブ解析士試験に必要な学習時間はどれくらい?
ウェブ解析士協会の公式ホームページによれば、学習に要する期間の目安は以下の通りです。

【補足】にも記載していますが、ウェブマーケティング分野における実務経験の有無によって、合格に必要となる時間は大きく異なります。
また、ウェブ解析士協会が発行する2024年度版の公式テキストは400ページ超のボリュームとなっています。
テキストを最初から丁寧に読み込んでいくアプローチでは、相当な時間を要することになります。
そのため、公式問題集を中心に据えた学習を行い、必要に応じてテキストで確認していくという効率的な学習方法をおすすめします。

勉強時間は合計150時間。数字嫌いの私が完走したスケジュール
未経験者向け・合格までの王道3ステップ
未経験からでも合格できる、効率的な学習の進め方を3ステップで解説します。
- 所要時間:2〜3週間(1日1〜2時間)
- 目的:全体像の把握と基礎知識のインプット
まずは公式テキストを最初から最後まで一通り読みましょう。完璧に理解しようとせず、「こんな内容があるんだ」と全体の流れをつかむことが目的です。分からない用語があっても立ち止まらず、まずはパラパラと読み進めることが大切です。
- 所要時間:2〜3週間(1日1〜2時間)
- 目的:理解の深化と実践力の養成
2周目は重要ポイントをノートにまとめ、まとめたノートを使って復習を徹底します。特にGA4の設定方法、KPIの設定、データ分析の基本、改善提案の考え方などは重点的に学習しましょう。並行して公式問題集や模擬試験に取り組み、出題形式に慣れることも重要です。
- 所要時間:1週間
- 目的:苦手分野の補強と本番対応力の向上
問題演習で間違えた箇所をテキストで復習し、理解を固めます。試験直前は新しい内容よりも、これまで学んだ重要ポイントの復習を優先します。時間配分のシミュレーションも行い、本番で焦らないよう準備しましょう。
合計学習期間:1〜2ヶ月 この3ステップを着実に進めれば、未経験でも十分合格できます。
私の場合の勉強期間は約3ヶ月。
1日あたり約2時間を目安に、合計で150〜170時間ほど勉強しました。
【平日・休日】無理のない学習リズムの作り方
- 会社で1時間(昼休み30分や終業後30分)
- 帰宅後、寝る前に1時間
- 1時間×2回(短時間を2回に分ける)
週あたり10〜14時間くらいのペースです。
数字が苦手な私にとって、短期集中で一気に詰め込むのは逆効果でした。
「毎日少しずつでも触れて、忘れない」ことを最優先にしました。
挫折しかけた時の乗り越え方(「釣り」の例えなど)
勉強を続ける中で、一番つらかったのは指標の公式を覚えること。
CPAやCTR、ROASといった計算式が、どうしても頭に入らない。何度も忘れて、何度も挫折しかけました。
そんな時、ふと思いついたのが「自分の好きな趣味に置き換える」という方法です。
私は釣り(エギング)が趣味なので、指標を釣りに例えてみました。

たとえば、
- CTR(クリック率) → 「キャストした回数のうち、イカのアタリがあった割合」
- CVR(コンバージョン率) → 「イカのアタリがあった回数のうち、イカを釣り上げた割合」
- CPA(コンバージョン単価) → 「イカ1杯釣るのにかかったエギ(ルアー)代」
こうやって自分の世界に引き寄せると、不思議なほど頭に残るようになりました。
趣味は人それぞれですが、自分にとって身近な何かに置き換えることで、暗記の苦痛がグッと減ります。
また、記憶力に自信がなかったので、音読しながら勉強することも効果的でした。目と耳の両方を使うことで、定着率が上がった実感があります。

受験にかかる費用はいくら?(受験料・教材・更新費)
金額は変動する可能性があるため、最新情報は公式サイトで必ずご確認ください。
取得費用の目安:https://www.waca.or.jp/course/wac/
「だいたいこのくらいかかる」と把握したうえで、会社の資格支援制度が使えるかは必ず確認するのがおすすめです。

未経験者が最速で合格を掴むための「4つの独自対策」
ここからは、私が実際に取り組んだ4つの対策を紹介します。
- 「直帰率と離脱率の違いがよくわからない」
- 「この計算式、どうして分母が広告費なの?」
私は、わからない部分をChatGPTに音声入力で相談していました。 たとえば…
上司や先輩、人に聞くのが恥ずかしいような基本的な質問も、AIなら何度でも聞けるのがメリットです。
自分が理解できるまで何度も聞くことができるのもAIの魅力です。
※ただし、試験中のAI利用は禁止事項に含まれるため、学習時のみの利用に留めてください。
(禁止事項は公式で確認):https://www.waca.or.jp/qanda/55887/
- 料理
- スポーツ
- ゲーム
上記以外でも……何でも構いません。
先ほどお伝えした私は釣りへの置き換えが、合格の鍵でした。
暗記が苦手な人ほど、自分の好きなことに例える方法を試してみてください。
自分の世界に引き寄せることで、記憶の定着が劇的に変わります。
- 公式テキスト(PDF)
- 冊子問題集
- ChatGPT(通常の会話とスタディ機能)
- 単語カード(指標の公式を書いて暗記)
- ノート(覚えたこと/忘れた問題をメモ)
私が使った教材は以下の通りです。

特に、冊子問題集は合格に直結しました。
試験当日の出題傾向が、この問題集に近かったからです。
試験当日は、PDFと冊子テキストの両方を手元に用意し、さらにサブモニターを使ってメインモニターにMoodleを映し、サブモニターにPDFを映して並行して確認できる環境を整えました。結果的にはPDFで十分でしたが、「もしもの時の保険」で冊子テキストがあると安心です。
逆に、遠回りだったこともあります。
- YouTubeでの勉強: 情報が古い・情報が散らばって迷子になりがち
- テキストだけを読み込む: 問題を解かない(アウトプットしない)と定着しない
未経験者ほど「理解した気になる」罠に落ちやすいので、問題演習を軸に学習を進めることをおすすめします。
試験当日、私は残り5分で6問も問題が残っていて、かなり焦りました。
そこで学んだのが、「つまずいた問題は飛ばす」という判断です。
時間がかかりそうな問題は一旦スキップして、後で戻る。この判断ができるかどうかで、時間配分が大きく変わります。
また、普段の学習時から間違えた問題には付箋をつけて、何度も間違えたら付箋に日付と正の字を記載しました。「自分がどこで躓いているか」を可視化することで、復習の効率が上がり、試験中すぐに確認ができるようになります。

合格してわかった「実務で起きた3つの変化」
社内会議が「呪文」から「会話」に変わった
合格して一番大きかったのは、社内の会話が分かるようになったことです。
入社当初は、会議や日常会話で飛び交う言葉がほとんど分からず、頭の中が「???」でした。
でも、勉強して合格した頃には、
- CPA
- CTR
- インプレッションシェア
といった基本用語が理解でき、会話に参加できるようになりました。
「言葉の壁」がなくなるだけで、仕事の進めやすさが全然違います。
レポート作成や広告運用で見通しが良くなった
実務では、以下の場面で大きな変化を感じています。
- レポートを読む
- 広告媒体の管理画面で数値を確認する
- 配信終了時の広告の総評を作成する
- レポーティングする
指標が頭に入っているので、テキストを見なくても数式を早く組めるようになりました。
未経験者にとって、この「自信」は大きいです。
維持費がかかる(注意点)
ただし、注意点もあります。
ウェブ解析士は、年会費がかかります。
また、年1回のフォローアップテストが必須です。(合格した年は免除)
最新の年会費は公式Q&A、フォローアップテスト等の更新要件は公式案内でご確認ください。
年会費:https://www.waca.or.jp/qanda/36072/
フォローアップテスト等(更新要件の例):https://www.waca.or.jp/course/wac/

ウェブ解析士はどんな人の武器になる資格か?
ウェブ解析士は、幅広い職種で「武器」となる汎用性の高い資格です。
私は特に、未経験でWebマーケに入った人が“共通言語”を手に入れる目的で相性がいいと感じました。
「自分に合っているか迷う」方は、まずは公式の概要を読んで、学ぶ範囲のイメージを掴むのがおすすめです。
公式の概要:https://www.waca.or.jp/course/wac/

【注意】受験前に知っておきたかった3つのこと
- 資格維持には費用がかかる。
- 更に毎年フォローアップテストを受験する必要がある。
維持費がかかる(年会費6,600円+フォローアップテスト)
長期的に活用する前提で受験するのがおすすめです。
- 試験内容は概念・考え方の理解が中心。
- ただし、試験当日にはGA4を自分で操作して回答する問題もある。
GA4の操作は「試験勉強だけ」では学び切れない
そのため、試験勉強と並行して、GA4を実際に触っておく必要があります。
- 公式テキストはかなり分厚く、家と会社間の持ち運びが大変。
- PDFでの学習がメインなら、この点は気にならない。
テキストは分厚い。持ち運びは覚悟が必要
冊子派の方は注意してください。
よくある質問(FAQ)
本当に未経験でも合格できますか?
はい、可能です。 公式テキストは初心者向けで、IT知識ゼロでもOK。学習時間の目安は人によって差があります。未経験者の場合、1〜2ヶ月(1日1〜2時間)を目安に計画すると進めやすいでしょう。独学に不安があれば認定講座の受講がおすすめ。「未経験だからこそ体系的に学べる」資格です。
数字や数学が苦手でも大丈夫?
結論:大丈夫です。 高度な数学は不要で、四則演算(足し算・引き算・掛け算・割り算)や割合計算ができれば十分。試験では「複雑な計算力」より「データの読み解き方や改善提案の考え方」が重視されます。数字アレルギーがある方でも、公式テキストで基礎から学べば問題ありません。
(数字・数学が大の苦手な筆者でも合格できたので、どうぞ安心してください)
独学と講座、どちらがおすすめ?
どちらも合格可能ですが、状況次第です。 独学は費用を抑えられ自分のペースで学習可能。講座は講師に質問できるため理解を進めやすい一方、独学でも合格は可能です。自分の学習スタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。「時間はあるが予算は限られる」なら独学、「確実に短期合格したい」なら講座がおすすめです。
勉強期間はどれくらい必要?
目安は1〜2ヶ月、1日1〜2時間程度。 既にWeb実務経験がある方なら2〜3週間で合格するケースも。未経験者でも2ヶ月あれば十分です。集中して学習すれば短期合格も可能ですが、無理せず自分のペースで進めることが大切です。
更新制度は大変?
比較的簡単です。 年会費6,600円程度の支払いと簡易的なフォローアップ試験の受験が必要ですが、難易度は高くありません。最新テキストや会員限定セミナーなどの特典があり、常に最新知識を保てます。更新忘れによる失効に注意しましょう。

まとめ|ウェブ解析士は「未経験者の武器」になる
ウェブ解析士は、企業の経営に関わる分野もあれば、ウェブ広告の分野もあります。
習得して損はありません。
特に、私のように未経験からWebマーケ業界に挑戦する方にとっては、「共通言語を持つ」という大きな価値があります。
数字が苦手でも、未経験でも、大丈夫です。
やり方を間違えなければ、必ず届きます。
私のように、自分の好きなこと(釣り、料理、スポーツ……)に置き換えて覚える方法を、ぜひ試してみてください。


井上 翔#広告運用コンサルタント
異業種からデジタルマーケティングの世界へ挑戦。現在はSNS運用を中心に、企画・撮影・編集まで一貫して取り組んでいる。専門家としての視点だけでなく、これから取り組む企業と同じ目線に立てることが強み。
