有限会社宮岡製箱所 | 実績・実例 | オーシャンズ（OCEANS）

種別：アクセス解析・サイト改善ウェブサイト・LP制作事業伴走 業種：製造業 有限会社宮岡製箱所様 コロナを乗り越え2年連続目標達成！ Webマーケティングと社内改革で築いた 成長の基盤

有限会社宮岡製箱所様

https://www.kinohako.jp/

・業種：木箱製造業
・オーシャンズの支援：事業伴走、サイト・LP制作、アクセス解析

はじめに

オーダーメイド木箱の製造・販売を手がける宮岡製箱所様は、コロナ禍による売上減少という危機を契機に、Webマーケティングを本格的に強化。
オーシャンズとのパートナーシップにより、サイト改善から新規事業の立ち上げまで幅広い支援を実施し、2023年度・2024年度と2年連続で目標を達成する成長を遂げています。
成長の背景には、Webマーケティングの改善だけでなく、生産体制の抜本的な改革や品質管理の徹底など、社内全体の変革がありました。
今回は、宮岡社長と宮岡専務にこの数年間の成長の軌跡と、オーシャンズとの取り組みがもたらした価値についてお話を伺いました。

コロナ禍が生んだ危機感とネット戦略への転換

礒崎（オーシャンズ）: サポートする前は、どんなことに困っていらっしゃいましたか？

宮岡社長（宮岡製箱所）: 正直言って、新しいお客さんからの問い合わせに全然対応できてなかったんです。せっかく連絡をもらっても、手が回らなくて…。だからネット戦略も小規模にしかできませんでした。でも、コロナでいつものお客さんからの注文がガクンと減っちゃって。「これはヤバい！」って本気で焦りました。そこで、減った分を埋めるために、ネットを使った新規開拓を本格的にやろうと決心したんです。

宮岡社長（宮岡製箱所）: リスティング広告にお金をかけて、たくさんの人にサイトを見てもらえるようになったのはいいんですが、今度は「来てくれたお客さんに、どうやったら『ここに頼みたい！』って思ってもらえるか」が課題になりました。

礒崎（オーシャンズ）: そこで弊社と取引が始まったのですね。

礒崎（オーシャンズ）: この2年間、売上がどんどん伸びていますが、何が良かったと思いますか？

宮岡社長（宮岡製箱所）: やっぱり、工場の体制とネット戦略の両方がうまく回り始めたことですね。毎年売上が増えているのも、そのおかげだと思います。ネットでお客さんが来ても、受け入れる体制がなきゃ意味ないんですよ。新しい注文に対して生産が追いつかなかったら本末転倒。すべてがかみ合ったのが成功の秘訣だと思います。それに、お客さんの「こんなのできる？」にも、前より答えられるようになりました。

大改革！「人中心」から「工程中心」へのチャレンジ

礒崎（オーシャンズ）: 工場の体制の改革！すごく興味深いです。具体的には何をされたんですか？

宮岡専務（宮岡製箱所）: 一番大きかったのは、生産体制をガラッと変えたことですね。今まで「この作業はAさん」「あの作業はBさん」みたいに、人を中心に仕事を振り分けていたんです。でも、それを製造工程ごとに人を配置する方式に変えました。

礒崎（オーシャンズ）: それは大変革ですね！職人さんたちからの反発もあったのでは？

宮岡専務（宮岡製箱所）: もう、最初は本当に大変でした（苦笑）

宮岡社長（宮岡製箱所）: それ以外にも、品質管理を徹底しました。以前は新しいお客さんに商品をお渡しすると、クレームをもらうことが多かったんです。でも、管理をしっかりするようになってから、だんだんクレームが減っていきました。

礒崎（オーシャンズ）: 管理というのは、検品や最初のお客さんとの打ち合わせを丁寧にするということですか？

宮岡社長（宮岡製箱所）: お客さんによって「満足」の基準って全然違うんですが、まずは一番厳しいお客さんの基準に合わせて、木箱製品のガイドラインを作りました。それと、お客さんの要望に応えるために、印刷技術もデジタル化を進めたんです。新しい印刷機械を導入して、印刷の精度をぐーんと上げました。

新事業「おせち箱」が大ヒット！ゼロから年商3000万円

礒崎（オーシャンズ）: おせち箱の事業も絶好調ですよね！

宮岡社長（宮岡製箱所）: はい！新しい事業として本当にゼロからのスタートだったんですが、今では年商3000万円まで成長しました。特に新しいお客さんの獲得がすごくて、1年目は50件だったのが、昨年は110件を超えました。リピートしてくださるお客さんも増えて、事業として順調に育ってくれています。

礒崎（オーシャンズ）: 素晴らしいです！昨年からはおせち箱のオンラインショップも立ち上げさせていただいたので、さらなる成長が楽しみです。

データ分析が変えた顧客理解と接客スタイル

礒崎（オーシャンズ）: 私たちのマーケティング支援で、どんな効果やメリットを感じていますか？

宮岡専務（宮岡製箱所）: ホームページの分析ですね。お客さんがページのどの部分に興味を持って見ているのかを、具体的なデータで教えてもらえたので、実際にお客さんと話すときの参考にできました。それと、会社の目標に向かって、一緒に走ってくれるところが本当に心強いです。

宮岡社長（宮岡製箱所）: アクセス解析のデータを見ながら、「ホームページに来てくれたお客さんが、ここで離れちゃってますよ」って教えてもらえるのは嬉しいですね。そういうのって、私たちだけじゃ全然分からなかったので。

「分析して終わり」じゃない！改善提案が嬉しい

宮岡社長（宮岡製箱所）: あと、提案をもらえるのが本当に嬉しいです。分析結果から「こうすれば問題が解決できますよ」って具体的な改善案をいただけるのは助かります。私たちって、ついつい情報をたくさん詰め込んだページを作っちゃうんですけど、専門家の目線で「お客さんにとって一番使いやすいページはこうですよ」って提案してもらえるのは本当にありがたいです。

礒崎（オーシャンズ）: ありがとうございます。私たちとしては、分析だけしても全く意味がないと思っているんです。分析結果から仮説を立てて、改善案を出して、実際にやってみて、また検証する。この一連の流れがあってこその改善なので、今後もしっかり提案していきますね。

LINEでお客さんとの距離がぐっと縮まった

宮岡専務（宮岡製箱所）: オーシャンズさんから提案頂いたLINEも効果的ですよ！今年に入ってから、お客さんに月2回、テーマを変えたお知らせをLINEで配信できるようになりました。少しずつですが、既存のお客さんへの取り組みも増えてきています。

礒崎（オーシャンズ）: いいですね！LINEでのやり取りを好む方も多いので、素晴らしい取り組みだと思います。定期的にコミュニケーションを取ることで、お客さんの頭の中に「宮岡製箱所」がしっかり残るはずです。木箱が必要になったとき、真っ先に思い出してもらえる可能性が高くなりますよ。

宮岡専務（宮岡製箱所）: 実際、継続的にコミュニケーションを取るようになってから、既存のお客さんからの問い合わせが増えたと感じています。

未来への挑戦─新しい市場と機能アップ

礒崎（オーシャンズ）: これからのマーケティングで、さらに力を入れたいことはありますか？

宮岡専務（宮岡製箱所）: 箱を使ったことがない会社や、木箱の存在を知らない会社に知ってもらいたいですね。紙の箱から木箱への置き換えじゃなくて、これまで梱包していなかった業界への新規開拓を積極的にやりたいです。あとは、ウレタンなどの副資材と組み合わせて、木箱の機能をもっと上げていきたいですね。

宮岡社長（宮岡製箱所）: 日々お客さんとのやり取りで見えてきたニーズを、Webマーケティングを使って「本当に需要があるのか」確かめて、次のビジネスの柱を作っていきたいです。

礒崎（オーシャンズ）: Webマーケティングは新しいサービスのニーズを確認するのに本当に相性がいいので、ぜひ一緒に次の柱を作っていきましょう。

もっと深いパートナーシップを目指して

礒崎（オーシャンズ）: 今後、オーシャンズに期待することや新たに取り組みたいことはありますか？

宮岡専務（宮岡製箱所）: もっともっと一緒に成長を手伝ってもらいたいですね。今は、オーダー木箱やおせち箱の新規顧客獲得を中心に支援してもらっていますが、それだけじゃなくて宮岡製箱所全体のブランディングを手伝ってもらえたら嬉しいです。同じ目線で話せる人って少ないので、ブランディングや価値の発信について、一緒に話し合いたいですね。

礒崎（オーシャンズ）: ぜひ、もっと深いサポートをさせてください。最近では、御社のお客様にインタビューをさせていただいたりして、データだけの分析じゃなく、実際のお客様の生の声を聞かせてもらっています。私たちにとっても貴重な体験ですし、ホームページなどにも活用できるのでやりがいを感じています。今後もアクセス解析やホームページ改善、サイト制作にとどまらず、さらに深いサポートをさせていただければと思います。

ご利用中のサービス：事業伴走 , アクセス解析・サイト改善 , ウェブサイト・LP制作

おわりに

宮岡製箱所様の成長は、Webマーケティングの改善だけでなく、生産体制の抜本的改革や品質管理の徹底など、全社的な変革の結果として実現されました。オーシャンズは単なるWeb制作・分析会社ではなく、クライアント企業の成長を多角的に支援するパートナーとして、今後も宮岡製箱所様の持続的成長を支えてまいります。新規事業の立ち上げから既存事業の深化まで、データに基づいた戦略的提案により、さらなる飛躍を目指します。

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